18.1. 生物学と社会 : 危機に瀕するペンギンとホッキョクグマ
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大多数の科学者は、地球の気候が変化しつつあることに同意している
過去100年間の間、平均的な地球の気温は、0.8℃y増床した
その気温上昇のほとんどは最近30年の間に生じている
北極地域や南極半島は最も気温が上昇している
たとえば、アラスカの一部では、冬期の気温が-15~-14.4℃まで上昇した
北極の万年氷は縮小し、夏になるたびに氷が薄くなり、氷のない海が広がりつつある ホッキョクグマは、氷のない夏ない間に、氷の上を歩き回って餌を探し、体脂肪を蓄える必要がある ホッキョクグマは、索餌をする氷が溶けてなくなるにつれて、飢餓の兆候を示しつつある
予期しなかった春の暴風が、頻繁かつ強烈に、アデリーペンギンノ卵やヒナを死に至らせている
降水量のパターンも変化しており、ある地域では、より長く強烈な干ばつが発生している
別の地域では、全降水量の大部分が、激しい豪雨でもたらされ、洪水を引き起こしている
科学者が予測している地球の気候変動がもたらす将来の生態学的な影響は、不完全な情報に基づいている
種多様性、生物間の複雑な相互作用、それらと環境の相互作用については、解明されるべき点が多く残っている
人間活動が、現在生じている気候変動の要因であることについては、圧倒的な証拠がある